東海物産株式会社

「お客様と共に前進」する環境対応型企業

ハニートーン

当社とマルハナバチ販売の歴史

日本初輸入の巣箱(1991年)

セイヨウオオマルハナバチは、1987年にベルギーのデ・ジョン博士により世界で初めて室内増殖技術が確立されました。
デ・ジョン博士はバイオベスト社を立ち上げ、博士の教え子たちを中心に、オランダ・フランス・ドイツ・スペインなどヨーロッパ各国で複数のマルハナバチ増殖会社が立ち上げられました。
そして生産されたハチは世界中の施設栽培で利用されるようになり、その数は現在でも増加していて年間で100~150万箱が利用されています。

1991年12月、当社は日本で最初にセイヨウオオマルハナバチを輸入し、販売を開始しました。
「ハニートーン」は日本全土の施設栽培で利用されるようになり、数年後には、トマトを始めとする施設栽培には不可欠な資材としての地位を確立しました。

2006年には、環境への配慮からセイヨウオオマルハナバチは特定外来生物に指定されましたが、「環境への配慮と農業の効率化の両立」という世界に類のない着地点を見出し、逃亡防止策としてネットを張ってあるハウスのみ利用できる許可制となりました。

セイヨウオオマルハナバチは現在でも許可を取得した生産者に利用され続けています。

法律によるセイヨウオオマルハナバチ規制と並行して、国内に生息しているマルハナバチを増殖し利用するというプロジェクトをスタートさせ、研究者と当社スタッフは、協働で日本国内の在来種を採取し生きたまま輸出することに成功し、これらをバイオベストのスタッフが増殖し商品化させました。
中でも増殖率の高かったクロマルハナバチを選別し、数年後には商品化に成功、現在「ハニートーン在来種」として、北海道を除く多くの地域の施設栽培で利用されています。

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