「在来種って使えるの?」よくある質問にお答えします。

セイヨウオオマルハナバチと同じように働いてくれるのですか?

'05年に当社が実施した東北〜九州の全国約150ヶ所を対象としたモニタ調査で、86%の生産者が働きが「良い」と回答し、「良い」と回答した生産者のうち72%が「セイヨウ種より働きがよい」と回答しています。交配能力に関してはセイヨウ種と同等以上と思われます。

初めて使用する場合に特に気をつけることは何ですか?

初飛行は晴天日を選び、花粉が出ていることを確認し,出入り口を南〜東の日の当たる方向に向け、明るくなってから(10時頃)行って下さい。学習飛行を終えたハチが帰る巣箱を発見し易いよう、高さ1m前後の見通しの良い場所に巣箱を設置して下さい。
※以前のマニュアルでは、暗い時間帯に開けるという記述がありましたが、その後の官民共同研究で、明るい時間帯に開けた方が学習飛行の成功率が高いことが判明しました。

導入したが働きが悪いように思います。原因は何ですか?

原因はいくつか考えられます。
1.「花粉不足」 在来種はセイヨウ種より多くの花粉を必要とする傾向があります。花の状態・乾燥花粉の与え方を確認して下さい。
2.「適応不良」 セイヨウ種より環境に適応するのに時間がかかります。特に紫外線カットフィルム下ではその傾向が強くなります。
3.「逃亡」 日本の野生の花とは相性が良く、外の花を覚えるとハウス内の花へは訪花しにくくなります。できれば完全に逃亡防止ネットを張ってください、どうしても不可能な場合は、初期飛行を終え、ハウス形状を覚えるまでは逃亡口を閉鎖して下さい。
4.「高温・低温」直射日光が当たらないよう必ず日除けをして下さい。夏期は専用冷却機「
冷帽くん」の使用をお勧めします。冬期は毛布などの使用をお願いします。

バイトマークがあまり付いてないようですが?

在来種はバイトマークの付き方がセイヨウ種より薄くなります。噛み跡がかすかに確認できれば訪花しています。

出入り口を観察していても、出入りが少なく、飛び方も鈍いように思われますが?

在来種はセイヨウ種より1匹が多くの花粉を運びます。持ち帰る花粉団子が大きいため巣箱当たりの仕事量は同等です。

セイヨウ種と同じハウスで使えますか?

使えません!乗っ取り活動を行ってしまいます。

紫外線カットフィルムのハウスでも使えますか?

当社の行ったモニタ調査では、紫外線カットフィルム下でも活動を行うケースと、あまり行わないケースがありました。
現在その因果関係は継続調査中ですが、特定の波長以下をカットするフィルム使用時に、ある特定の条件が重なった場合にハチの視界が著しく失われ、飛行困難になると考えられます。紫外線カットフィルム下で在来種を使用する場合は一度販売店もしくは当社担当者までご相談下さい。

オス蜂が早く出現したのですがもう寿命ですか?

クロマルハナバチの特性で、オス蜂は早く出現する傾向にあります。しかし調査の結果、交配活動には悪化はみられず致命的な影響のないことが無いことが確認されています。

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