ニュートリバントプラスシリーズの葉焼け抑制効果について

ニュートリバントプラスに配合されているファーティバントは、葉の組織にダメージを与えずに効率的に養分を浸透させるために開発された展着成分です。一般的な展着剤を混用した液肥を葉面に散布した場合、葉のワックス成分を溶かし、細胞に微細な穴を開けて浸透するのに対し、ニュートリバントプラスは、葉の細胞を傷つけることなく、細胞の隙間をすり抜けることによって浸透します。

さらに、ニュートリバントプラス1%液の塩類指数は約0.2です、例として尿素1%液の塩類指数は約1.6で、葉焼けリスクは尿素の1/8です。尿素を混用して散布した場合は、尿素単体で散布するよりも葉焼けが起こりにくくなります
(注)

ニュートリバントプラスの推奨濃度は、0.5−2%で、塩類指数は0.1−0.4となります。葉焼けが発生する塩類指数は約10と言われており、一般的な葉面散布肥料より高濃度で使用しますが、葉焼けしにくい肥料です。

ニュートリバントプラスの開発背景は、長年の葉面散布試験により多くの作物で収量と品質の向上効果が確認されたものの、十分な効果を発揮させるためには高頻度で散布を行う必要があったため、実用性を高めるために低頻度で多量の養分を供給することを目的として研究が進められ、高濃度の肥料成分を葉に固定しても葉焼けを起こさず、長期間にわたってゆっくり浸透させていくという機能を追求して開発されました。

完成したニュートリバントプラスは、葉の表面に肥料成分を完全に固定し、肥効が3週間以上にわたって持続するという特徴を持っています。従って高濃度の肥料を低頻度で散布するという、一般的には奇異に受け取られがちな使用方法となっています。この技術はイスラエル・ベングリオン大学でイスラエルとアメリカの科学者によって開発され、国際特許も取得しています。

(注)
尿素を混用する場合、湿度の低い、日中の乾燥しやすい時間帯に散布すると葉面で尿素の濃度が上昇し、葉焼けしやすくなります。また、使用する尿素は低ビウレットのものを使用すると葉焼けは起こりにくくなります。全面散布の前に一部分に散布を行い、薬害テストを実施することをおすすめします。





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