東海物産株式会社

フェロモントラップは自作でも良いの?


左:ペットボトルトラップ  右:専用トラップF型

フェロモン剤による防除法が普及してきましたが、
農業関係の記事などで、ペットボトルを利用した
トラップの自作方法が時折、紹介されています。

これなら、防除にかかる経費はフェロモン剤ぶん
だけで済みますし、何となくリサイクルに
貢献しているような気にもなります。

これで効果が十分なら専用品は要らないのでは?

そこで、当社で自作ペットボトルトラップと、
バイオベスト製のトラップF型を比較テストしてみました。
使用したフェロモン剤はハスモンヨトウ用です。

結果は以下の通りですが、我々も驚くほどの
差がついた形となりました。




 
解説

世界で使用されているファネル型トラップは、
屋根は濃緑色、ファネルは黄色、容器は白のものが多く、
この組み合わせが一番捕獲効率が良いとされています。

しかし、ゴルフ場などでの使用場面では
目立たなくするために黄色は使用していません。

また、日射量の多い国では、捕獲された害虫が
日射による温度で死亡するように透明の容器を使用しています。

トラップは、色の変更により害虫の捕獲効率は低下します。特に、ハスモンヨトウは黄色に誘引される性質が有りますので、色の変更による捕獲効率低下の度合いは大きいと予測できます。


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