硝酸カリウムを上手に溶かすために

2016.05.20

硝酸カリが溶けにくいと感じることがありますが、これは硝酸カリが他の物質に比べ、特異な温度特性を持っているためです。
硝酸カリを効率よく溶かすには温湯を使用したり、投入してから時間を置くなどして、少しでも溶解温度を上げることで溶解性を改善することができます。

硝酸カリは溶かす水の温度が下がると他の物質より溶けにくくなり、溶けるに従い溶解熱を奪ってさらに温度を下げます。
よって、冬季に冷たい水で溶解する場合などは、極端に溶けにくいことが起こります。
粒状製品の場合は固体が長く視覚に残るため、さらに溶けにくくなります。