BIOZトパーズは、大豆などの豆類向け種子処理剤（バイオスティミュラント）で、モリブデン及び超微量要素の作用により、根粒の活性を高め、窒素固定を促進する資材です。
根粒菌の接種資材との相性も良く、近年研究が進んでいる微量要素群の生理活性に着目し、マメ科作物の高い生産性を実現します。

大豆は肥料窒素だけでなく、根に共生する根粒菌が"固定"した空気窒素を利用することができる稀有な作物です。BIOZトパーズは根粒菌を活性化し、大豆の利用可能な窒素源の供給を実現します。

種子に処理することにより、作物は生育の最初期からその恩恵を受けることが可能です。

大豆は生育初期の湿害だけでなく生育期の干ばつも大きな障害です。生育初期に発達した深根は広範囲の養分吸収と同時に乾燥耐性をもたらし、生育を長期的にサポートします。

大豆で良く使用される殺菌剤と混用して種子処理が可能です。

BIOZトパーズのpHは根粒菌の着生に最適に調整されています。

1. 種子1kgに対する必要量を計算します。
2. 塗抹用の殺虫・殺菌剤（クルーザーMAXX、クルーザーFS30）と併用する場合は、ビーカー等で塗抹前に十分に混ぜます。
3. 計量品をミキサーまたは肥料混和機にかけ、播種直前に塗抹処理します。
4. 珪藻土等の乾燥助剤、粉衣用の殺菌剤、根粒菌資材を使用する際は、塗抹後に適量の粉末・薬剤をミキサー内にかけてください。
5. 塗抹・粉衣後、平らな場所に新聞紙等を広げ、種子をその上で十分に乾かしてください。

塗抹後の種子は、（5～20℃で保管し）およそ3週間以内に播種してください。高温過湿・長期の保管は発芽率の悪化を招きます。