いちごの根はトマト・キュウリ・ナスに比べ多くの酸素を求めているため、 通気性が悪い栽培槽だと酸素不足になり、根痛みや根腐れの原因となってしまいます。

ネオサンアップのいちご用発泡ベッドは、吸気口から多くの空気が根圏へ流れる構造としました。
これにより、根圏への十分な酸素供給を実現します。

果柄折れ防止の曲線デザインで果柄に負担をかけません。

排液は配管で排出して室内を汚さず、廃液回収も確実に行えます。
発泡ベッド底面部の傾斜により、排水性を向上させています。

有機培地・ピートモス・ココヤシ・ロックウール粒状綿など多種類の培地に対応可能です。

いちごの高設栽培では土耕栽培に比べ、ハウス内気温の影響を受けて培地温が低下しやすくなり、厳寒期では根の働きが悪くなり、成り疲れの要因になってしまいます。

ネオサンアップいちご高設栽培システムは、ベッド底部に培地加温調節用パイプを設置し、独自ノウハウの配管によりボイラーなどの温水を循環させることでどの位置でも均一な培地温度を保つことができます。

低温期の根張向上、生育促進、収量、品質の向上が可能です。

シンプルな構造で使い易く、トラブルの起こりにくい潅水装置です。
給液装置は、EC制御により原水と濃厚肥料原液を混合して培養液を混合タンクに作成し、ポンプで点滴チューブに圧送する方式です。
基本的に給液タイミングは24時間タイマーですが、オプションで日射比例制御などにも対応しています。
混合タンク内には撹拌ポンプを設置しており、混合タンク内のEC測定値を安定させます。

給液中の混合タンクの推移が下がっても原水の補給を停止し、培養液のECが低下するのを防止します。
肥料原液は基本的には2液式、一般的な配合肥料、単肥などが使用可能です。